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紡ぎだす言葉は心の音色 徒然なるままに奏でます♪
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逢いたい

(ダレニ?)

帰りたい

(ドコヘ?)


帰る場所を失った 小鳥
とても小さき翼広げ 飛んでゆく

あてもなく 飛んでゆく


あの日に帰りたい

(ドウシテ?)

思い出すの

(ナニヲ?)


行き場を失った 子猫
月を見上げて泣いている

路上の片隅 ふるえてる


街に夜の帳が下りるころ
泣きつかれて眠ってる

明日は何処に飛んでゆくの?
今日はは何処に帰るの?

まだ思い出す?
もう思い出さない?

この小さき命
誰が守るの?

自分勝手な人間達

なにもかも忘れてしまって
なにもかも知らなかったふり


逢いたい

(ダレニ?)

帰りたい

(ドコヘ?)


帰る場所を失った 小鳥
とても小さき翼広げ 飛んでゆく

あてもなく 飛んでゆく


あの日に帰りたい

(ドウシテ?)

思い出すの

(ナニヲ?)


行き場を失った 子猫
月を見上げて泣いている

路上の片隅 ふるえてる


拾い上げた
ふしだらけの指

街で一番の嫌われ者

でも本当は誰よりも
街一番の優しい心を持っている

何も言わず
傷ついた羽の手当て

何も言わず
ミルクを飲ましてやる

誰も何も知らない
本当のことを知らない

でも小さき命たちは知っている

帰れる場所が出来たこと
無骨なその手のひらが温かいこと

痛みを知ってるからこそ
深い優しさをもっているということ

小さき命たちは知っている
新しい自分の居場所を知っている
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それは明け方の明星
星屑たちが花に命を吹き込む

永遠の眠りから揺り起こされた 戦士
彼はこの大地に何を思うのだろうか

錆びついた鎧を脱ぎ捨て
生まれたばかりの風に躰を任す

命を吹き込まれた花は舞い踊り
戦士の頬に口付ける

枯れ野原が緑の丘へ
星屑たちの奇跡

戦士の頬に伝う 涙
零れ落ちた先に豊な水源

古い戦は終わりを告げ
次なる世界が始まりを唄う
苦しみを救いとるように 絡めた指先
消えた泡 生まれてくる気泡

苦いコーヒー 甘いチョコ
口の中で溶けて交わる

今より前に変わり続ける 世界
過去 未来 儚い現在の時

悲しみを救いあげるように 鳴らすピアノ
音の出ない ラッパ チェロの深く悲しき音色

赤い靴に 白い花
黒いドレスを躰に纏う

運命を信じた恋人達
儚い夢の泉

桜の季節 舞う花吹雪
風に飛ばされた 髪飾り

手を伸ばした先に 蒼い空
赤と青が入り混じり紫に変わる

痛みを感じないように
蓋をした心 ガラスの瞳

季節はずれの 三月の雪
笑いながら夢をみる

夜更けに行き交う 車
ヘッドライトに映し出される 影

正しい道なんてないさ そう言って笑った
きみの目が忘れられなくて思い出す
一雫ぽたり 二雫ぽたり
ぽたり ぽたり 涙雨ぽたり

乾いた土に 一雫ぽたり 二雫ぽたり
ぽたり ぽたり 染み込んでは消えゆく

あぁ いと恋しいと あぁ いと淋しいと
逢えぬ我が身を嘆きつつ 涙雨 ぽたり

一雫ぽたり 二雫ぽたり
ぽたり ぽたり 涙雨ぽたり

朧月夜の晩に貴方を想いて
一雫ぽたり 二雫ぽたり

涙雨 ぽたり ぽたり
消えぬ想いを抱いてはぽたり

一雫ぽたり 二雫ぽたり
ぽたり ぽたり 涙雨ぽたり

涙雨 零れ落ちた先に
いと悲しき色の恋の花が咲く

一雫ぽたり 二雫ぽたり
また涙雨がぽたりと零れ落ちてゆく
ガラス越しに外を見ていた
触れられない世界

あの日の一瞬の出来事
飛び込んできたボール

ガラスの割れる音が
怖くて目を背けた

無残に飛び散ったガラス
無造作に触れて傷つけた指先

零れ落ちたのは涙

蹲り流れる涙を拭うことも出来ず
飛び散ったガラスの欠片を見ていた

空白の心
停止する思考回路

そんな僕にきみは何も言わず
ただ一緒に居てくれた

横に座り
何も言わず

急がすこともせず
待ってくれた

不意に撫でられた頭
安らぎへと変わる

そろそろ片付けようか
きみが僕を見る

僕は小さく頷いた。
泣けない夜 泣きたい夕暮れ
笑いたい昼間 眠たい朝

いつもの街並み 春を見つけた

濃く淡い みるく色の蕾
白木蓮の花 曖昧な記憶

花の名前を思い出せない
そんな自分に苦笑い

通り過ぎてゆく 記憶の欠片

幼なじみが飼っていた うさぎ
一緒に出掛けた お散歩

何気なく渡された 手綱
うさぎの力が思いのほか強く

どうして良いのか分からず 戸惑い
少し泣きそうになった 幼い日

動物を飼ったこのない 僕
本当は動物がとても苦手だった

濃く淡い みるく色の花が咲く
暖かい日差しの下で遊んだ記憶
 
途切れてしまった 縁

幼なじみが今をどう生きているか
僕は知らないし 知ろうとも思わない

幼なじみも僕が今をどう生きているか
知らないだろうし 知ることもないだろう

季節が巡るたび 春が訪れるたび
濃く淡い みるく色の花は咲く

何気なく通り過ぎた 記憶の欠片
少し困ったように微笑む 僕がいる

出会いと別れ 何度も繰り返し
人は成長していくのだろう

心に残る 思い出たち
記憶の欠片 消えない宝物

そんな春を見つけた ある日の街並み
太陽の日差し浴びて 笑う
天道虫のサンバのリズムで踊る

君と過ごした 暑い夏の日
早く過ぎ去ってしまう

子供の頃に見た あの冬景色
いつかまた見に行くんだ

鮮やかに晴れた日はピクニック
おにぎり持って出かけよう

手をつなぎ歩いて行くの
子供みたいに無邪気に笑って

春の日 花吹雪に包まれ
目の前いっぱいにピンク色の世界

秋には美味しい果物
あの山の向こう側まで探しに行こう

きっと世界はパラダイス
踊りだしたくなるような楽しいリズム

色で溢れた毎日は
流れるような気球に乗って

ずっとずっと広い世界
世界の端っこまで見渡すの

古ぼけた映画のなかで
僕はセピア色のピーターパン

素敵 あははと笑う
今でも大好きなパラダイス

大人になっても行けちゃった
子供の頃に夢見た世界

蛍光色の水着でクジラと共に
水しぶきを上げながら泳ぐ

可愛いからと探したつくし
食べれるなんて知らなかった

真っ赤に染まった紅葉
綺麗なのを競って集めるの

甘酸っぱいオレンジ
暖かい炬燵でごろごろ

楽しい夢とうたた寝してる
これからも巡る季節にわくわく

僕の世界はいつだってパラダイスだもん
完璧に子供の世界
キミのなかに知らない大人

キミの中で僕は過去で
僕の中でキミは現在

見つめることさえ辛くて
意味もなく笑ってる

キミには僕が必要じゃなくなって
僕にはキミが必要だった

あべこべな大人と子供
2人見つめる世界が違うから

理解できないのはキミの言葉
本当にわからなくて途方にくれてる

冷え始めた夕暮れ時のような心細さ
家の鍵が見つからなくて泣き出しそうな心境

そんな僕はやっぱり子供で
迫ってくる夜の闇を怖がっている

冬のとても寒い日に
冷たい手で触られるような驚き

そこに暖かさは見えなくて
なのに愛しくて泣きそうになる

暖かい昼間に拙い手で作って
飛ばしてみた僕の紙飛行機

くるくるくるくる回っては
悲しく落ちてゆく

公園の広っぱ一生懸命探した
四葉のクローバー

のせた願いはとても儚くて
誰よりも傍に居たいけど叶わぬ夢

気の早いタンポポ
白い綿毛が揺れている

そっと息を吹きかけて
何処までも遠く

僕のかわりに飛んでいけ
流れる風に揺られながらずっと遠くへ
柔かで緩やかな
緑色の風が吹いてくる

淡い黄色に囲まれて
幸福の予感がしている

止まっていた時間が動き出している
チクタクチクタク秒芯のリズム

心地よい風
貴方がそっと呟いて

ふわりと吹くそよ風
暖かい陽だまりの色になる

幸福の予感がしている
限りなく白に近い桃色の花

止まっている時間が動き出した
時を刻み伝える言の葉たち

明日は貴方と一緒に何処に出かけよう
水色の空眺めながら思いを馳せる

穏やかな風の吹く方向に
共に過ごす時間がある

貴方と共にあの丘の向こうまで
赤い花々を眺めながら歩いてみよう

風の吹くまま気の向くままに
二人で共に歩いて行こう

幸せの予感がする
緑色の風に吹かれながら

淡い黄色に水色の空
限りなく白に近い桃色の花

赤い花々に緑色の風
陽だまり色の太陽たちを

ちゃんと体に感じながら
知らない明日へ歩いて行こう

それはきっと穏やかな午後の木漏れ日
月を背に舞い踊る
優艶な貴女

月影に隠れながら
私は笛を吹きましょう

我、笛の音は貴女のために


【舞い踊れ 舞い踊れ
  だれが為の 月ぞよ

 舞い踊れ 舞い踊れ
   貴方が為の 月ぞよ】


貴女が笛の音に合わせ歌いし


【舞い踊れ 舞い踊れ
  白き面にて 赤き紅

 舞い踊れ 舞い踊れ
  貴女が為の 舞台なり】
 

心のなかで呟きし 台詞
笛の音に込めて奏でましょう


【舞い踊れ 舞い踊れ
  古きいにしえの 神が為

舞い踊れ 舞い踊れ
  美しき月夜の晩の日に】


曇りなき眼で舞い踊る
貴女の美しく気高き その姿

しばし我目に留めんと
月影に隠れ 笛を吹く

いつしか白きと紅きが入り混じる
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